2014/12/08

ARROWS M01購入れびゅー & とほほ話

 お久しぶり、というわけでもないですがおはこんばんちは。篠崎です。

 先日12月5日に、イオンリテール株式会社から、イオンスマホ第4弾として、ARROWS M01の提供が開始されました(詳細はこちら)。メーカーサイトから引っこ抜いた主要なスペックは以下のとおりです。
機種ARROWS M01
外形寸法(H×W×D)約138×67×10.9mm
重量約153g
連続通話時間約670分
連続待受時間LTE約700時間
3G約950時間
バッテリー充電時間約150分
液晶サイズ4.5インチHD(有機EL)
OSAndroid 4.4
カメラアウトカメラ約800万画素
インカメラ約130万画素
フラッシュ対応しています(LEDライト)
CPUMSM8926 1.2GHz Quad Core
内蔵メモリROM8GB
RAM1GB
外部メモリmicroSD(上限2GB)/microSDHC/microSDHC UHS-I(上限32GB)
電池2,500mAh
通信LTE2GHz/1.8GHz/1.5GHz/800MHz
3G2GHz/800MHz
通信速度LTE150Mbps
3G14.4Mbps
さて、このM01が発売されるというプレスリリースが出た頃、私が今まで日本通信のスマホ電話SIMを入れて使っていた、同じく富士通製のARROWS Me(F-11D)が不具合を頻発するようになっていました。最終的にここ数ヶ月は、約1ヶ月おきに「暗号化処理に失敗しました」というダイアログを表示して完全初期化されるような始末。
 そんなわけで、ちょうど端末を買い換えたいと思っていた私は、このM01を買うことにしました。実は、イオンスマホは端末のみの購入が可能なのです。
 ちなみにスペックを見ればわかるのですが、M01のCPUはZenfone 5と一緒です。Zenfoneのほうが、RAMもROMもM01の容量の2倍だったりして、値段もZenfoneのほうが安かったり(Zenfone 5はASUS直販で28,944円、M01は一括現金払いで税込39,657円)、全体的な分はZenfoneにあるのですが、富士通に育てられた私としては、後述のいろんな理由もあって、M01を買うことにしたのです。

ところで、イオンスマホのfaqを見ていると、「購入には身分証明書が必要」とか、「未成年は購入できない」とか書いてありますが、一括で購入する場合は身分証明書はいらない旨を事前にイオンから回答を得ています。ただ、購入した客のデータは登録が必要らしく、店頭で電話番号(刺そうと思っているSIMの電話番号)、氏名(フリガナのみ)、住所(郵便番号と都道府県まで)を用紙に記入し、データベースにその情報が登録されるのを待つ必要があります。私の場合は10分程度で登録が終わりました。私が店員に声をかけてから商品の確認、注意事項の説明まで含んで、購入完了までに要した時間は総計で約30分といったところです。
 それでは以下、ARROWS M01のレビューのようなもの。

1.そとみ


 というわけで、ARROWS M01を手に入れました。以降、開封しながらいろいろと見ていくことにします。写真が下手なのはどう考えても私がこういった写真撮影に不慣れなせいです。大変申し訳ございません。

今回買ったもの
 今回は、ARROWS M01(Black)本体と、アクセサリとして反射防止フィルム(税込518円)と専用ハードケース(税込1058円)を購入しました。全てイオンの店頭で手に入ります。3点で税込合計は41,233円。
箱を開けます
 バッテリー、ACアダプタ、充電スタンド、本体と裏蓋が入っています。本体の下の空間に、microUSBケーブルも入っています。
なかみぜんぶ
 左から裏蓋、本体、ACアダプタとバッテリー、microUSBケーブル、充電スタンドです。
サイズ比較
 左から、今まで使っていたARROWS Me(サイズ(H×W×D):約119×60×10.8mm)、M01(同:約138×67×10.9mm)、リップクリーム(H:7cm)です。やめて石投げないで、コレ以外にサイズ比較になりそうなものなかったんですぅ……。
M01の背面
 はい、ここに私がZenfone 5を差し置いてM01を買った理由があります。
 お気づきですか? そう、このM01、キャリアロゴが一切入っていないんです。SIMフリー端末なので、当たり前といえば当たり前ですが。
 それにしても、このM01のフロント部分にあるのは「ARROWSロゴ」と「Fujitsuロゴ」だけ、背面に至っては「富士通インフィニティ」だけが、中央に凛と刻まれたのみと、全体的にとてもシンプルです。このデザインは、同じく富士通が法人向けに販売するSIMフリースマートフォン「M305/KA4」とほぼ同一です。そう、M01は、どうやらこのM305/KA4をもとに、イオンと富士通が共同で開発した製品らしいのです。
 もともと、私はM305/KA4発売のプレスリリースを見て「なんだこの端末欲しい!!」とか思ったのですが、法人向けだから手に入ることはないや、と思っていました。それがその後になってこのM01発売のプレスリリース、加えてスペックからどうやらこのM305/KA4をベースにするらしいとわかって、もはやお正月を待ちわびる小学生のような気持ちで、このM01の発売を待っておりました。かくして、その端末は今私の手元にあります。率直に嬉しいです。お年玉もらった小学生のような気分です。

 持った時の感触としては、それなりの厚みがあり、横幅は狭いため、逆にXperia Z3などよりもずいぶん持ちやすいと思いました。背面のプラスチックは非光沢で、多少ざらつきのある加工のため、これが手のひらとちょうどいい摩擦を生んでいる感じです。
 画面は720x1280pixelの4.5インチ有機ELディスプレイで、今まで使っていたF-11D(480x800pixel)とは、解像感も発色の良さも比べ物になりません。ギラツキが強いわけでもなく、やさしく、でもしっかりと輪郭のある発色です。要するに、ソニーほどギラギラしてないってこと。

2.なかみ

 次は、ARROWS M01の中身のソフトウェアについて。

メニュー画面  
 プリインストールアプリはこんな感じです。Biglobeとかイオンとか入ってますけど、邪悪な大量のdocomo謹製アプリが入ってないのですっきりしてますね。
 あとはとりあえず、何もいじっていない素の状態でのベンチマーク結果など、適当に貼っていきます。
AnTuTu v5.3
 まあ、ミドルレンジのスマホ相応のスコアでしょうか。やっぱRAMが大きいぶん、ちょっとZenfone 5の方が速いですね。

Quadrant Standard Edition
 古いデバイスしか画面に出てきませんが、Quadrantだとこのくらいのスコアが出ます。

Vellamo Mobile Benchmark
 Vellamoのスコアはなんかやたら低いなと思ったら、

エラー
 Text Refloのテストが"Failed to set font size"のエラーを出して計測されていませんでした。
 ちなみに、標準ブラウザでも同じくなんかエラーを吐き、1130とかそこいらのスコアしか出ませんでした。
 まあ私のことなので、これからいろいろとカスタムして、なんか飛躍的にスコアが良くなったりしたらまた書きます。

 あとオモシロイと思ったのが、M01に挿入したmicroSDHCカードは、/mnt/sdcard/ではなく、/storage/sdcard1にマウントされます。/mnt/sdcard/には内蔵ストレージがマウントされており、デフォルトでは写真などのデータはこちら側に書き込まれるようになっているようです。おそらくは、microSDHCカードを挿さずとも使えるようにするための方策だと思うのですが。

3.もんだい

 ……と、問題はここからなんです。ここまで全て順調だったんです。
 ここまでひと通りやってから、やっとこさ今まで使っていたF-11DからSIMを引き抜いて、M01に刺して、APNも設定して(なんとBiglobeの他に、b-mobileとIIJmioのAPNはデフォルトで入っていました)、再起動しました。
 ……あれ、モバイルネットワークにつながらないゾ?

なんか、へんだ(画像の一部を加工しています)
 電話番号は認識されているのですが、ネットワークにつながっていません。APNの設定がおかしいのかと思ったらそういうわけでもないらしい。それじゃあと思って「通信事業者」で回線をDOCOMOに設定しようと思ったら「お使いのSIMカードではこのネットワークに接続できません」なんて言われてしまう。どういうことなの……。
 まあいいや、とりあえずブログ書こう……と思って、ここまで記事を書いてきたのですが、重大なことを思い出してしまいました。

 そういえばこのSIM、3G専用でした。
 ・Xi(クロッシィ)対応端末はご利用いただけません。詳しくは動作確認端末にてご確認ください。
(SIM設定方法 | スマホ電話SIM、「3G専用SIMについて」より)
抜かった。LTE対応のM01では使えるわけがない。
 そうだ、今まで使っていたF-11DはLTE非対応、3G通信にしか対応していなかったから普通に使えてるんだ。だからうっかり見落としてM01買っちゃったんだ。
 悪あがきとばかりに、電話から「*#*#4636#*#*」をコールし、優先ネットワーク設定を「WCDMA Only」に設定してみましたが、やっぱりダメ。
 うわー、高い買い物して何してんだ自分――。

 まあ、原因を突き止めてから考えれば、もしそうなら別にZenfone 5を買っていてもモバイルネットワーク通信はできなかったでしょうし、なんというか、そこだけはなんか救われた気がします(たぶん救われてない)。
 というか、なぜ3G専用SIMだとLTEモジュールを積んだ端末で通信ができない(ネットワークが降ってこない)のでしょうか。もしくは、そもそも原因はそこじゃないのでしょうか。どなたか詳しい方、わかる方がいらっしゃいましたら教えてください。

 というわけで、ここまでが、私が今日(もう昨日だ)約4万円を払って、(今のところは)Wi-Fiしかつながらないちょっと小さめのタブレット(にしかならない端末)を購入した話でした。ちゃんちゃん。

 P.S.SIMは、満身創痍のF-11Dに戻しました。

2014/11/24

Creative Technology社製 EP-660を使ってみた

 お久しぶりです、篠崎です。
 今回は同人の告知とかではなく、本当になんでもない日常に近い話。タイトル通りで、早い話がレビュー記事。同人告知用のブログとこういう類の記事を書くブログ、分離したほうがいいのかなぁ。

 閑話休題、先日またしても新しいイヤホン(正確にはインナーイヤーヘッドフォンだけど)を誕生日プレゼントにもらいました。去年のATH-CKM500から約1年、おおよそ1年に一回のペースでイヤホンを買い替えていることになります。なんでそんなに頻繁なのかっていう話ですが、無精者な私はコードを端末に巻き付けてそのままポッケに放り込むなんていう荒行を常にイヤホンに強いていまして、そのためにだいたい3.5mmピンのあたりが断線してしまうんですよね。そんな荒行やめろって話ですが。
 ですが、ATH-CKM500の場合はその辺りのことは関係ありません。なぜかって、今回の場合は単純に(たぶん横浜駅で)落としたからです。

 そんな私の無精話はおいといて、本題に行こうと思います。今回は、Creative Technology社製のインナーイヤーヘッドフォン、EP-660の個人的な使用感とかのレビューみたいなものです。

 これが私のもとにEP-660が届いた当日のツイートです。どうして当日のツイートを引っ張ってきたのかって、パッケージの写真がどこを探してもコレ以外見つからなかったからです。ちなみにこれは黒なので、正確な型番はEP-660-BKとなります。
 ツイートの日付が今年の8月23日なので、この記事を執筆している時点でこれを使い始めてからほぼ3ヶ月ということになります。その間ほぼ毎日EP-660を使っていましたが、その上での現状での使用感などをつらつらと書いていきます。
 再生機材は、主にミュージックプレーヤー兼アニメビューワーと化している携帯Arrows Me(F-11D)と自宅に置きっぱなしの母艦PC(LIFEBOOK PH74/CN、型名FMVP74CN58)、それに普段持ち歩いているモバイルノート(Let's note CF-J9NYABHR)です。要するに、再生機材は大したことないです。正直、NW-ZX1とか欲しいです。

 さて、このEP-660ですが、コード長は1.2mあります。普通に使うぶんには何の問題もない長さです。私は本体を耳に装着し、3.5mmピンをF-11Dに刺し、F-11Dを上着のポケットに放り込んで常用していますが、何ら問題ありません。
 ケーブルはちょっと硬くてつるっとした感じのビニールコーティングです。Victorのイヤホンのケーブルとだいたい同じくらいですが、オーテクのそれと比べるとちょっと心許ないかも。
 3.5mmピンジャックはゴムラバーで覆われていて、ジャックから引っこ抜くときにちょうどいい摩擦力を産みます。これ、小さいようで大きな工夫。
 ボディはまるっこくて小さめでものすごくシンプルなデザイン。シルバーのブラスチック部分でCreativeのロゴがちろっと自己主張してます(持ち歩いてるとすぐ剥がれますけど)。
 イヤーピースは、Victorのそれに似た口径の大きなものです。というか、もしかしたらVictorと共通のイヤーピースが使えたりするかもしれません(未検証ですが)。私は最初から本体についていたイヤーピースをそのまま使用していますが、Victorのそれに慣れた方は全く違和感なく装着できると思います。オーテクに慣れた方には、シリコンが柔らかすぎてちょっと違和感があるかもしれませんけど。

 先に引用したツイートの写真を見ると、パッケージにでかでかと"Enhanced BASS"と書いてありますが、実際に音を聴いてみると案外バランス型。確かに低音が少しばかり強く感じますが、他社の低音重視イヤホン(VictorのXXシリーズとか)のように、強烈な低音のせいで高音域がぼけてしまうようなことはありません。まあ、もともとのCreativeの音はずいぶん高音寄りな印象があるので、"Enhanced BASS"によってちょうどいい感じになったのかもしれませんが。
 それではここからは、いくつか具体的な曲名を挙げながら、音についての印象を書いていきます。
 capsuleの"Sugarless GiRL"(同名のアルバムに収録)の冒頭では、スチール・ギター独特の音はみずみずしく響き、かつその後から追いかけてくるノコギリ波にも似たシンセドラムの音も鮮明です。オーテクのイヤホンは、どこか高音が硬く、ちょっとばかり潰れてしまっているような印象でしたが、Creativeのそれでは比較的素直な高音が耳に届きます。
 Mitchie Mのアルバム「THE GREATEST IDOL」収録の"FREELY TOMORROW"でも、高音と低音のバランスの良さが光ります。ドラムの低音が連続的に鳴る中でも、高めのメロディーラインはぼけることなく澄み切って聞こえ、かと言って低音がぼけてしまうようなこともなく、二つのラインがそれぞれ仲良く並んでいるような印象です。全体的にこのEP-660は、打ち込み(DTM)系の、わりとドンシャリ感が強い曲との相性が良さそうです。
 その代わりと言ってはなんですが、ボーカルが主題となる曲では少し物足りない感じもします。"A/Z"(SawanoHiroyuki[nZk]のシングル「a/z|aLIEz」収録)では、パワーのあるmizukiの歌声が少し弱々しく控えめに、FictionJunctionの"eternal blue"(アルバム「elemental」に収録)では、ボーカルラインにツヤ消しをしたような感じで聞こえてきます。また全体的に、中音域の音は若干弱く、軽くつぶれたような印象を受けました。ただし、そこまでひどいものでもないので、イコライザで自分好みに調整すれば十分に許容範囲内に収まります。

 総合的に見て、決して損な買い物ではありません。メーカー直販価格でも税込みで4094円と、ATH-CKM500のメーカー直販価格と比較して約3分の1です。それでも高音の抜けはATH-CKM500よりも格段に素直ですし、低音の迫力も引けを取りません。「オーテクのイヤホン使ってたけど、なんか音が硬くて疲れる」といった方は、EP-660を試してみるのもいいかもしれません。また、「Victorの低価格イヤホンを使ってたけど、もっと奥行きのある音が聴きたい」という方にはぜひお勧めです。イヤーピースの装着感もそうですが、ほぼ違和感なく移行できるかと思います

 ちなみに、ATH-CKM500の記事でも騒ぎましたが、このEP-660にもコードホルダーがありません。自分はATH-CKM500を使っていた時、コードホルダーを自作してくっつけていましたが、近いうちにEP-660用のそれも作りたいと思っています。ヤクルトについてくるストローを使うとけっこういい感じに作れました。そのうち作ったらブログに書くかもしれません。

 本日はこれだけです。また何かあったら書きます。
 それではこの辺で。篠崎でした。
 

2014/08/12

いろいろなことがありまして

 どうも、こちらではお久しぶりです。篠崎です。
 前回の更新は、なんと去年の10月1日でした。すなわち私はこのブログを約10ヶ月もの間放置していたことになります。とんでもないやつです。ちなみにサイトの更新は去年の7月21日が最後であり、要するに1年以上放置を決め込んでいるということになります。とんでもないことですし、そんなことをしでかすクソアホバカは一体誰なんでしょうか。顔が見てみたいものです。私です。

 クソアホバカといえば、私は結局受験に大失敗し、超絶アホカスバカアンポンタンガチクズクソアーパード底辺Fラン人間としての人生を歩み始めました。今までが超絶アホカスバカアンポンタンガチクズクソアーパード底辺Fラン人間でなかったのかと言われると決してそうではないのですが、そうですね、超絶アホカスバカアンポンタンガチクズクソアーパード底辺人間くらいではありましたね。要するに、今までの私にFラン属性が追加されました。おめでとう!(パンパカパーン)

 というわけで、今現在は絶賛超絶アホカスバカアンポンタンガチクズクソアーパード底辺Fラン人間生活を送っている真っ最中でございますが、一応は超絶アホカスバカアンポンタンガチクズクソアーパード底辺Fラン人間なりに受験が終わったということで、それなりに時間ができました。おかげさまで創作が捗……らないんですよねこれが。私は受験というものを乗り越えるにあたって、創作ということをできない人間になってしまったのかもしれません。正直、今のいままでは過去の惰性でやっている気がしてなりません。もし本当に立ち止まったら、それはきっと私が超絶アホカスバカアンポンタンガチクズクソアーパード底辺Fラン人間以上の超絶アホカスバカアンポンタンガチクズクソアーパード底辺Fラン人間になるということを意味するのだと思います。よくないことですけど、そうなっちゃったらもうしょうがないので、潔くこの世からおさらばするくらいの勢いでいたいと思います。今すぐにおさらばしたほうがいのかもしれないけどね!!!!

 さて、そんな超絶アホカスバカアンポンタンガチクズクソアーパード底辺Fラン人間のネガティブな話は置いといて、惰性だろうとなんだろうと一応は創作はやっているわけでして、今回はその告知などしたいと思います。
 まずは目前に迫ったコミケ(コミックマーケット86)でございます。
 3日目8月17日(日曜日)、へ-51b「どりーむ@ぴーしーず」様にて頒布されます「あ・じゃんぶる13」に、私の1200字程度の拙文を寄稿させていただきました。とある経緯によって書いたものなのですが、まあそれは「あ・じゃんぶる13」の方にあとがきとして書かせていただきましたので、そちらを御覧ください。あと今回の話は、個人的に初挑戦となった百合ものでございます。ただしテイストは、毎回の私の文章傾向からしてお察し、ということで。

 そして加えて今夏は、コミティア109に参加することとなっています。
 実は今春から、「篠崎麻琴」とは別名義で、どちらかというと文章のうつくしさではなく、「ビジュアルにしたときにきれいに見える」ようなものを目指して活動を始めました。要するに、若干文章の書き方が違います。
 高校の時の同級生たちと立ち上げたサークルで、最終的にはノベルゲームの作成を目指しています。今回はその布石というかそんな感じで、私が原作を書き、ビジュアル担当がコミカライズする、という形になっています。詳細はたぶんtwitterなり何なりで、追って告知させていただきます。

 また、そのあとになりますが、夢桃里さま主催の小市民アンソロ「chocolate days」に参加をさせていただく予定です。
 〈小市民〉シリーズというのは、「氷菓」で一躍有名になられた米澤穂信先生の著作「春季限定いちごタルト事件」「夏期限定トロピカルパフェ事件」「秋期限定栗きんとん事件」3つの総称です。小市民を目指す小鳩常悟朗くんと小佐内ゆきさんの二人を描いた、「人の死なない」、やさしいミステリシリーズです。よろしければぜひ読んでみてください。そしてアンソロもよろしくおねがいします。まだ原稿に手をつけていませんごめんなさい今から書きます。

 あと、上記の告知とは一切関係ないのですが、私・篠崎麻琴は現在、有償・無償問わず、ライターとしてのお仕事を募集しております。いちおう小説や評論文・批評文、書評などの執筆経験がございます。ご連絡はTwitterかメール(loupsgarous.makoto[#]gmail.com、[#]を@に置換してください)でお願い致します。字数・納期は要相談です。

 実は、さっきのアンソロの原稿も書いてないし、別口で受けている書き下ろしの仕事も終わっていません。私に幼児向けの本なんて書かせちゃダメだよ、なんて思いましたが、そこは依頼があったので断れませんでした。断るほどの立場にもないですし。
 というわけで、簡単な記事となってしまいましたが、これにて今回のエントリはおしまいにしたいと思います。そろそろ仕事に本腰入れないとやばいしぬ。
 それでは皆様、コミケ、もしくはコミティアで、冊子を通してお会いしましょう。ありがとうございました。